予備試験とか

30歳までに弁護士になって岐阜帰還することを目指しています。地方自治、法と言語に興味があります。

刑法各論で難しいのは

刑法各論で難しいのは、財産犯というのが評判ですが、井田『入門刑法学』の整理された内容に、勉強したことをどんどんつぎ足していけばなんとかなる気がします。
放火罪も司法試験レベルならそんなに難しくない感じがします。
それよりも、文書偽造罪がよく分かりません。。。*1

ネット上でも2つのサイトで、

・最決平成15.10.06(平木正洋)正規の国際運転免許証に酷似する文書をその発給権限のない団体の名義で作成した行為が私文書偽造罪に当たるとされた事例

・最決昭和61.06.27(安廣文夫)公文書の内容に改ざんを加えたうえそのコピーを作成した場合の擬律

の調査官解説が勧められていたので読んでみたのですが、論証が書けるようにはなりませんでした。

結局、『新・コンメンタール刑法』(成瀬執筆部分)を使っています。

*1:立教大学の深町晋也先生の刑法(3)のシラバス(2018年5月29日閲覧)には「社会的法益の中でも,理論的にもっとも難解な文書偽造罪について検討する。その本質,特に有形偽造の構造の理解に重点を置く。またその当否に議論がある判例も多いので,そうした判例についても検討を加える。」との記載がある。