予備試験とか条例とか

公法が少し得意なおじさんが予備試験を目指すブログです

メモ 迷惑防止条例の「卑わいな言動」

・目的規定で生活の平穏の保護をうたっている。

性的自由を保護法益とする強制わいせつ罪と法条競合という見解を示す自治体が多いが、罪質が異なるので観念的競合と解すべきとする見解もある*1

・「公共の場所又は公共の乗物において、」

強制わいせつ罪と違い、場所の限定がある。

・「(仮に加害者の言動を知ったならば)著しくしゆう恥させ、又は不安を覚えさせるような方法で、」

強制的要素(相手方の反抗を著しく困難にさせる程度)は不要。*2

・「卑わいな動作」

強制わいせつ罪にいう「わいせつな行為」を含む。最判H20.11.10刑集第62巻10号2853頁の事例があるように身体の接触は必要ない*3

・「卑わいな言語」

公然わいせつ罪にいう「わいせつな行為」については、言語による場合を含むか、含むとしてもわいせつ性を肯定できる事態が想定できるか議論がある*4ので、意義がある。

 

都道府県の条例を整理した文献として

合田悦三「いわゆる迷惑防止条例について」『小林充先生=佐藤文哉先生古稀祝賀刑事裁判論集(上)』520頁以下

 

民訴ねむい

結局、『民事訴訟第一審手続の解説』に書いてあることと、「(訴訟行為の)私法法規不適用の原則」と「親実体権的解釈」っていう言葉しか思い出せません。

民訴が分からなすぎて眠いです。徹夜してなんとかします。

民訴をはじめる

民訴の勉強をはじめました。

学部生のころ法曹会『民事訴訟第一審手続の解説』を主な教材にした授業を受けたり、行政事件訴訟法の勉強をしながら、基本書などをつまみ食いで読んだ程度です。

基本書は長谷部由起子『民事訴訟法』ですが、

高橋宏志民事訴訟法概論』

遠藤賢治『事例演習民事訴訟法』

を中心にまずは勉強します。(前者の高橋概論は http://tippp.hatenablog.com/entry/2017/05/09/194238 の真似をして写経します。後者は評判の演習書なので使います。)

西希代子「7.血は水よりもうすい」を読んで

民法演習ノートⅢ』を読みました。

http://asapbooks.doorblog.jp/archives/19226501.html の書評にしたがい、編者でない著者4名の解説をしっかり読みこみ、気にいった答案は繰り返し読むためにコピーしました。

さて、代理母などの問題を論じた西希代子「7.血は水よりもうすい」を読むときのコツですが、「人間の尊厳」を連呼しながら議論に闖入する学部生Qはcv平野綾涼宮ハルヒを意識して読むべきです(独断と偏見)。

民法をはじめた

民法の勉強をはじめます。

学部生のころからの知識としては、『タクティクスアドバンス民法』を新旧の条文付きの民法をみながら2周しただけです。

演習書は、

・『民法総合事例演習』(回答案は 自主ゼミ2017夏 http://hondarin.ojaru.jp/sub6.htmを参考に)

・『民法演習ノートⅢ 家族法21問』(編者でない著者の執筆部分)

を使います。松岡『担保物権法』も買いました。

 

なんとかなるんだろうか。。。(不安)

『事例から刑法を考える3版』の島田担当章を読みました。

解いたというより、読みました。

あとは、答案例での各罪の構成要件(とその故意)への当てはめの仕方(論証パターン?)を抜き出してメモする作業と、本文中で読むように勧められている各論の裁判例を読む作業をして終わりにしたいと思います。

疲れたので。。。

 

次は、廣瀬健二編(H25)『刑事公判法演習』を読みます。

重点的に学習すべき憲法上の権利

現在最高裁判事の山本庸幸2013『実務立法演習』p.17には、立法の実務上「個人の尊重(第一三条)、法の下の平等(第一四条)、表現の自由(第二一条)、財産権の保障(第二九条)、適正手続(第三一条)などが検討の俎上に上がることが多い。もちろん、その法律の守備範囲いかんでは、(以下略)」という記述があります。ということで、

・13条について、幸福追求権や、プライバシーの権利、機微情報に対する自己情報コントロール

・14条について、条例を運用する際の平等原則、軽犯罪法上の罪などとの関係での罪刑均衡

・21条について、いろいろ(いろいろとは)『憲法の地図』とかを読めば図式的にまとまってるんじゃないでしょうか。。。

・29条について、これは『地方自治判例百選4版』p.48の27事件(北村和生)を読んで、あとは財産的価値のある利益処分の撤回を気をつければ大丈夫そう。

・31条について、刑罰法規の明確性、行手条例適用除外の不利益処分を独自に設けたい場合の適正手続との関係

あたりは抑えた方がいいと思います(個人の感想)。

 

少しずれるけれど、下は長野県の淫行条例で、検討会の議事録などもあって充実しているので、『実務立法演習』とあわせて読むといいと思います。

子どもを性被害から守るための条例のモデル検討会関係/長野県